年始ご挨拶 理事長・院長 太田 正幸 |
旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
昨年はお陰様で、新館(5号館)の建築を無事に終了し、5-1病棟を精神科急性期病棟として申請することができました。また、兵庫県では2台目となる「光トポグラフィ」を導入し、うつ病。双極性障害、統合失調症のより精密な診断が可能となりました。MRIも導入しました。これにより、認知症の中でも最も多いアルツハイマー型認知症の確定診断が可能となり、2番目に多い血管性認知症の確定診断も可能ととなりました。これら2種類の導入にて、既存のCTとあわせて、1月より主に、認知症の早期発見とうつ病の早期発見を目的とした「心のドック」を開始いたします。
うつ病はよくなる病気です・特に早期発見すれば、治療の効果があがります。認知症は残念ながらよくなる薬は開発途上ですが、現在は進行を遅らす薬はあり、早期発見により、何年も在宅での療養が可能です。