精神科の受診方法に対するQ&A
質問 1
精神科は怖いところ?
お答え
こわくなんて全くありません。
医師をはじめ、スタッフは患者さんの言う事をよく聞いて下さいますし、来ておられる患者さんも、優しい良い方々が多いのです。
質問 2
精神科、心療内科、神経科、神経内科と色々ありますが、どこが違うのですか?
お答え
大きな病院(大学病院、公立病院等)では、精神科、心療内科、神経科・神経内科は違います。これは、それぞれの病院によっても専門が違いますので、事前に電話などで調べておくと良いでしょう。
しかし、民間の病院や医院ではほとんどの場合、同じといっても良いと思います。全て、専門は精神科の先生です。しかし、場合によっては違う事もありますので、これも事前に調べてから受診しましょう。
質問 3
精神科にかかっている事がしられると就職、昇進、結婚などに差し支えるのでは?
お答え
全く心配はありません。
精神科にかかっていてもそれが他人に知れる事はほぼ無いといっても良いでしょう。
質問 4
精神科では保険は効きますか?
お答え
勿論効きます。
質問 5
精神科では、どんな事をされるんですか?
お答え
まず、問診と言って、悩んでおられる症状を中心に様々な事をお聞きします。この時、恥ずかしがらずに、隠し立てなしにお話ください。秘密は絶対に厳守します。
医師との診察でも、色々の事を聞かれますが、リラックスしてお話なさってください。
場合によっては、血液・尿検査、CTなどのレントゲン検査、脳波などの検査を行う場合があります。
これは、精神科の症状は、時に身体の病気でもでる場合があるからです。最後に、お薬が出されますので、医師の指示どおりに服用してください。
質問 6
通院はどのくらいすれば良いのですか?
お答え
患者さんによって異なりますが、最低約半年位は通ってください。それ以上になる場合もありますが、ご自分が楽になる事を思えばそんなに負担ではないと思います。
質問 7
どこに行って良いのか分からないのですが?
お答え
お近くの保健所または精神保健福祉センターに電話でお尋ねになれば、教えてくれます。また、保健所では無料の精神保健相談もありますので、お気軽にご相談ください。
最初に精神科を訪れる方は、不安でしかたがない方が多いのですが、その内、通院が楽しみになる方が多くなります。
是非、門を叩いてみてください。きっと、明るい笑顔が待っていますよ。